2010年11月30日火曜日

ホリエモン月間

ホリエモン月間と銘打って、拝金と君がオヤジになる前にを読んでみての感想。
まずは拝金。小説として面白いのはもちろんなんですが、
ビジネスで成功するエッセンのようなものが至るところで垣間見れた。

・在庫を持たないこと
・利益率

このあたりは文書を読めばでてくるのだが、この本はホリエモンが事業を拡大してきた経験を
いわば自叙伝のような形で砕いて記している点に最も価値があるのではないか。
アイデアだけで勝負しているメディア系のベンチャー企業は数え切れないほどある。
しかしながら、売上規模で10億円程度で踊り場、という会社がほとんど。
ライブドア規模まで大きくなった会社はほとんど無く、
片手間にホリエモン氏を批判するのは簡単だが、誰も彼のような価値を
市場に対して示せてはいないのが現実。

また、ホリエモン氏の著書に共通する内容として、
敢えて空気を読まない発言、というものがあると思う。
周りに配慮しない分、大人気ないと取られがちなんだろうけど、
読書からすると、逆にとても気持ちいい。
あぁ、これこれ、という感じ。






将来を考える上で、大いに参考になる本でした。

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