2010年8月9日月曜日

スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る



先週の金曜日に会社の図書コーナーから拝借した本、
週末に時間があったので、一気に読みました。
もうお馴染みのスープストックの起業本です。
元々著者は商社で情報システムの仕事をしており、
ケンタッキーに出向し、外食産業に深くのめりこんでいったようです。

スープストックが、ペルソナマーケティングをした企業だということは
なんとなく知っていましたが、かなり詳細まで設定をしていた点は
参考になりました。また、傍から見ていると、順調に業績を拡大したのかと
思いきや、売り上げが上がらない時期もあったということ。
夏はスープが売れないことや、出店にも失敗を重ねて
今のスープストックが出来上がったということ、
これ一冊でスープストックの歴史を知ることができました。

社長の遠山さんは本で読む限り、かなり個性的な方のような気がします。
個展を開いたりということは、なかなか普通のサラリーマンでは
できませんからね。

なので、スープストックは企画以上に遠山社長の個性が
事業を成功させる要因だったんじゃないかなぁと思いました。
人と同じことをしても成功しない→遠山社長が人と違うから成功した。
こんなまとめでしょうか。
ベンチャー企業は勤めてみて初めて分かりますが、
外からみているより、中で働くのはずっとずっと大変です。
そんな時期を乗り越えてきている分、厚みがまして
これからも美味しいスープを提供してくれるでしょう。
スープストックのカレーが食べたくなりましたので、
表参道のエチカで食べて帰ろうかと思います。

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