2012年4月23日月曜日

成功のコンセプト、を読んでみた

改善、プロフェッショナル、顧客満足、PDCA、スピード、これらはどの業界、どの会社でも普通に使用されている言葉である。しかし、同じ言葉を使っている会社でも上手くいっている会社と、上手くいっていない会社がある。その理由は、そこで働く一人一人が当事者意識や成長意欲を持っているかどうかだと思う。「成功のコンセプト」を読み、楽天グループでは社員一人一人が高い目標を掲げ、ビジネスを人生の楽しみと捉えていると感じた。社会に出ると、一日の中で最も長い時間を過ごすのは、会社であり仕事であるし、人生の中で最も長い時間を過ごすのも同様に会社であり、仕事である。それ故、仕事と人生を切り離して考えることは、ナンセンスなのだろう。仕事が自分自身の成長機会であり、人生の楽しみであるならば、ビジネスマンとしては、最高である。自分自身がビジネスマンとしてのプロフェッショナルを目指すためには、仕事を楽しまなければならないだろうし、逆に仕事を楽しめなければプロフェッショナルにはなれないだろう。有名な高杉晋作の「おもしろきこともなき世をおもしろく」という句にあるように、つまらないことや大変に難しい仕事でも、主体的に取組みをすることで、いつかはそれが面白い仕事になると考えている。つまり、心の持ちよう次第で、ビジネスマンとしてプロフェッショナルになれるということだと思う。創業20年に満たない楽天グループが、現在の規模まで大きく成長しているのは、プロフェッショナル集団が愚直にビジネスを推し進めてきた結果なのだろう。インターネット業界のビジネスは変化が激しいが、「成功のコンセプト」に書かれていることを日々実践することで、楽天グループとしても組織の一員としても確実に成長していくだろう。私もこの楽天グループという組織に加わり、会社を成長させる喜びや自分が成長する喜びを噛み締めたいと強く感じた。最後に第5章に書かれていた、世界1位のインターネット企業が世界最大の企業になるはずだ、という文言を読み、非常にワクワクドキドキしたので、感想として記しておきたい。




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