2011年7月4日月曜日

業績が良い会社はどこも厳しい

久しぶりに読書をしたと思えた本。
結婚して、独身時代と変わったことは、本を読む時間が少なくなったこと。
そんな中、この本は身近なユニクロということもあり、
スラスラと読めた。



感想を簡単にまとめてみる。
・業績の良い会社はどこも社員に厳しい
・業績の良い会社はトップダウンが多い
・業績の良い会社の中には、社員の流動性が高い会社も多い
(業績が良い≒安定ということではない)
・ユニクロはトライ&エラーを繰り返している
・柳井さんの役員報酬と中国の工場の工員の所得を比較するのはナンセンス
・柳井さんは不器用

つらつらと思いつくままに書いてみたのだけれど、
やっぱり業績の良い会社は大企業、スタートアップに限らず、
トップダウンであることが多いような気がする。
この本によると、ユニクロも外部から優秀な人を雇い入れ、
ボードメンバーを組成したが、結果上手く機能しなかった。
(機能したのかもしれないけど、それは柳井さんの満足できるレベルではなかった?)

実はこの本を読む前に、今働いている会社のOBの方でユニクロ勤務の方と
お話しする機会があり、それでユニクロの経営に興味を持っていたということもあるが、
ユニクロの内部は想像以上にシビアでドライな経営がなされているように思う。

泳げない人は溺れればよい
これが全てではないが、憧れの企業である、ユニクロも消費者として見えている側面と、
内部で働く人では、180度違いそうだなと思った次第です。

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